昔はよく依頼されましたが久し振りのスロットルボディのオーバーホールです。 オーバーホールと言ってもほとんどのケースがエンジンの熱によるゴムの劣化や配線の被覆がぼろぼろになり外側の配線束の外皮をめくるとほとんど全部の内部配線の被覆が無い状態で導線むき出しのウエルカムショート状態です。 専用カプラーなのでカプラーは部品で出ないので(すごく昔は国外では供給された時代もありましたが。)カプラーを切断してギボシを一つずつつけ直します。これが一番面倒くさい! あとはスロットルボディ側の基盤修理をして終了です。新品を買うと18万円位しますので修理するとかなり安く済みます。 シングルはまだ良いのですが140や129のV12 6000ccはこれがダメになると信号待ちなどでドライブで待っていると急に回転があがり前に出ようとする怪奇現象も起こりました。 実際、お客さんの依頼でテスト走行していた時になって右折で待っている時に回転が3000回転に上がり、勝手に前に進んで死にそうになった経験もあります。 まじめに怖かった!!