キャデラック テールランプ LED修理
国産車でもよくありますが、テールランプ等のLEDがところどころ切れて歯抜けの様な状態になる事があります。
国産車ですら安くはないですが外車になるとトンチンカンな値段になる事も多いです。 このキャデラックも左右とも歯抜け状態になっていました。当然ディーラーに限らず修理するにはASSY交換になってしまいますが部品商で見積もりを取ったら片側で10万円近くでした。
ほとんど趣味の領域ですがコンピューターのロムや、噴射マップ等をプログラムしたり、基板上の足の多いICチップなども機械でやったのと同じくらいの精度や見た目に半田付けをするのに執念を燃やしているのを割と当社に長い間通ってもらっている業者さんやお客さんは知っていますのでこの様な修理も時々頼まれます。 ヘッドライトやテールランプの殻割をやって内部の色を変えたり、LEDを変更、加工したりもするので今回も請け負いましたがこのテールランプは殻割するのにけっこう苦労しました。 また赤やオレンジのLEDを手に入れるのにマニアックな電気街を彷徨ったり、ネットで似たようなワット数や色合いを見ずに勝負したりとしていますが純正と全く同じ色にはなかなかなりません。 値段を重視するなら中国製もコストパフォーマンス的には良いのですが不良品が多いです。以前、異常に安いので数百個LEDを中国から取り寄せた事があるのですがほぼ半数が不良品でした。 最近はアリババなどの管理サイトがあるので以前に比べれば売り手も製品もマシになってきているとは思いますが、ただすぐに交換できる部分なら良いですがこのような面倒な殻割が必要な場合にはやはり日本製にします。 ただ光る、光らないだけではなく均等に同じように光る事も重要です。
今回も何種類かLEDをピックアップして仮付けをして一番同じような感じで光るLEDを選抜しました。
当然新品を買うよりはるかに安くご請求しましたのでお客さんは喜んでくれたのですが自分の中では殻割がいまいち納得がいくものではありませんでしたのでもっとうまくいくようにと思う今日この頃でした。
